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ゲーミングPCのメモリ容量って多いほどいいの?

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パソコンのメモリ、安くなりました。Amazonのセールがあったので参考までに見てみたらDDR4 2666MHz(PC4-21300) 16GBx2枚で14,780円でした。

PCパーツはコスパ関係なくハイスペックを求める人が結構いるので高いパーツは高くなりがちですが、2666MHzの標準的なメモリで構わなければ32GB構成も視野に入れられる値段です。

しかし、ゲームをプレイするとはいえ、32GBも有意義に使えるのでしょうか。

 

 グラフィックはすでに十分

 

ネットで少し調べた感じでは16GBと32GBではほとんど変わりはないという情報が目立ちます。MODを入れていない素の状態では16GBで足りるのでしょう。

ただ、個人的に思うところでは、これからのゲームはグラフィックボードよりもメモリとCPUが重要になるのではないかと予想しています。

というのも、今まではどれだけグラフィックの見た目を良くするかで新世代感をわかりやすく表現してきましたが、見た目や動きの滑らかさはすでに十分なレベルまで達しています。

これ以上に見た目を向上させるにはレイトレーシングに拘るしかないでしょう。そうなるとハード的に対応出来る・出来ないが(事実上)分かれてしまい、ゲームの開発側がそこにまで検証などのリソースを割けるかが疑問になってきます。【10/9追記:PS5ではハードウェアでレイトレーシングに対応するそうです。それに伴い、同じタイトルのPC版でも対応タイトルが増えると予想されます】

 

ゲームの世界に無数のロボットが生きる

 

そうなると、すべてのプレイヤーに体験としてもたらすべき部分は「AI」、といったら大袈裟ですが、NPCの「思考回路の奥深さ」ではないでしょうか。


これが最も浅いと感じられるのがMMORPGの雑魚キャラで、人間の敵であっても「野原で数秒歩いては止まり」を昼夜問わず同じところで繰り返し、プレイヤーが一定距離まで近づくと阿保みたいに真っすぐ突っ込んできます。こちらが魔法攻撃を撃ち込み続けていても何も感じる様子もなく食らい続け、そのままHPがゼロになって倒れます。

こういったゲームの雑魚キャラは戦闘を楽しむためではなく、経験値や金銭を稼いだり、依頼を貫徹するための存在なので仕方のない部分ではありますが、何年か前までのゲームであればジャンルを問わず単純な動きの敵が見られました。


NPCの行動について具体的な例を挙げますと、Conan Exiles(またはコナン アウトキャスト)というゲームとArk: Survival Evolvedというゲームで違いが見られます。

どちらも原始の厳しい世界で裸一貫から少しずつ技術を積み上げていくサバイバルゲームですが、戦闘における敵の挙動で大きな違いがあるのです。

Arkは持っている武器を単調に振り回すだけなのに対し、コナンは操作の組み合わせでアクションゲームのような戦い方が出来ます。


しかし、思考回路の奥深さという点では逆になり、コナンは実に単調です。座っている人間に背後からゆっくりと忍び寄ったとしても、一定の距離まで近づくとこちらを見ずに立ち上がり、振り返るとともに阿保みたいに真っすぐ突っ込んできます。


一方、Arkは敵(動物)の種類によって違いますが、好戦的で阿保みたいに突っ込んでくる動物でも、近づいてきてこちらが強そうな味方を連れているのを見るとUターンして逃げていきます。中堅3匹が群れになって襲ってきて、1匹に押さえつけられているときに他の2匹にタコ殴りにされて殺されたこともありました。

そんなArkでもまだまだな部分があります。しょっちゅう動物が岩と木の間に挟まって足踏みしているのです。将来のゲームのNPCは自然の中でも進んでいないと察知したら後退するなり木をなぎ倒すなりするのが当たり前になるのかもしれません。


そんな思考回路がNPCの個性であり、街を歩いている人間がすべて違う個性を持っていたとしたら膨大な量のプログラムになると思います。ですので、それを記憶するメモリと実行するCPUが重要になるのは必然であると言えます。

 

実際に32GBでプレイすると変わるのか

 

それはそうとして、少し前に「現在のゲームではメモリ32GBがどの程度有効なのか」を調べていた時にとても良い記事を見つけました。

chimolog.co

こちらのサイト様は丁寧な検証が多岐に渡っていて、調べもののときにはいつも重宝させてもらっています。検証結果もわかりやすく表記されていて、字ばかりのこちらとは雲泥の差です。


拝見した印象ではメモリを多く消費するゲームでも16GBあれば概ね問題なしですが、ゲームによっては32GBでさらに安定する感じでしょうか。

平均フレームレートと最低フレームレートの差が縮むのであれば「32GBあったらあったで良い」と受け取りました。

 

自分なりにまとめてみた結果、現時点でのゲームでは16GBで足りますが、せっかくメモリが安くなってきたわけですし、また何らかの事情で値上がりするかもしれないので8GB×2に8GB×2を足してみました。

結果的に、グラフィックボードがGTX1060 6GBなので特に体感で向上することはありませんでした。

逆にテクスチャーの貼り遅れが気になるようになりました(セットアップは正しく行ったつもりですが)。

 

将来的には必要だが相場は動く

 

来年発売予定のゲーム、「ウォッチドッグス レギオン」はほぼ全ての通行人にプロフィールがあるといいます。それによる行動原理は多岐に及ぶでしょうから、実装メモリの容量によって通行人の数が変わるなんてこともあるかもしれません。


現在開発中のAAAゲームにはPS5世代のものもあることでしょう。良くも悪くもビデオゲームは家庭用コンソール機での発売を意識している作品が多く、それによって表現の制限を受けたりすることもありますが、そもそもにして開発開始にこぎつける前提条件になっていたりもします。

その表現の制限が次世代コンソール機の登場によって大きく緩和されると考えると高揚を抑えきれません。そうなれば、活躍しきれていない今のメモリも将来の次世代ゲーム(&もう少し良いグラフィックボード)によって日の目を見ることになるでしょう。


もちろん、必要になったときにメモリを買うという選択肢もありだと思います。

ただ、今から8年くらい前にDDR3メモリが安かったときがあって必要だったら増設しようと思っていたのですが、気がつくと半導体の値上がり+急速な円安で倍以上に値上がりした経験があります。

ちなみに2か月前に買った8GB×2の製品は8,600円でしたが、1か月後には1,800円値上がりし、現在はそこから1,000円値下がりしています。先は読めません。

 

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