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【マウスはペット】やっぱり捨てられないマウスを調教&グルーミング

先日投稿したヨドバシカメラでの散歩記事にてBluetoothマウスを買い換えずに修理することを決意しました。

そしてこの度、その修理が終わったのでまとめておきたいと思います。

 

今回修理したのは「マイクロソフト Bluetooth Notebook Mouse 5000」で、なんとBluetoothのバージョンが2.0の化石マウスです。

 

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さすがに今どきどうなのかとも思いましたが、節約というより趣味なので分解してみることにしました。

 

※以降のリンクにアフィリエイトを使用しています。
※マウスを分解すると保証の対象外になります。

 

このマウスの問題点

 

その前に、このマウスの気になる問題部分です。

 

・電源が入らない


 致命的ですが、例の万能薬があるので挑戦してみます。

 

・サイドがベトベトを通り越してネチャネチャしている


 10年ものなので前回のG300Rの比ではありません。

 

・ホイールがギリギリうるさくて動きが重い


 これは仕様通りなのですが、スクロールで使うとかなり気になります。
 また、無駄な力が入ってしまって操作性が落ちてしまいます。

 

・ホイールクリックの感触がわかりにくい

 

 押下してもカチッという感触がないので反応したのかがわかりにくいです。

 

ざっとこんなところでしょうか。

まぁ、ぶっ壊れても悔いがない代物なのでとりあえずカバーを開けてみます。

 

外装を外していく

 

前回のG300Rのネジはソールで隠されていましたが、このマウスはお尻の部分にあるおむすび形の飾りを小さいマイナスドライバーで引っぺがします。


すると1つのネジが見えるのですが、これがプラスでもなくマイナスでもなく、トルクスという金平糖のような形の穴があいたネジでした。


とりあえず手持ちの精密ドライバーセットをあてがってみると、T6というビットで回すことが出来ました。


あとは差し込まれているだけなので手で外れますが、外すことを前提に作られていないのか差込が固く、「Microsoft」と書かれているパーツが薄いこともあって結構苦労しました。

苦労したというか、そのパーツの差込部は真っすぐ引っ張ったにも関わらず折れてしまったので、かない脆い樹脂で出来ているようです。

 

中身の確認

 

なんとか外したのが下の画像です。

 

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下の白いパーツは戻るボタンで、黄色いマスキングテープは以前たつきだしたときに貼ったものです。


ここで注目したいのがホイールの中心から画面下に延びた先に写っている黒いパーツです。

これはホイールの回転を検出する部品なのですが、黒い部分の下に密着している金属の中心部分が僅かに上に曲がっています。

この曲がって出っ張った部分が回転する黒いパーツの凸凹をなぞることによりギリッというゼンマイを巻いているかのような重いノッチ感を出しているのです。


マウスのホイールの感触は個人の好みがあると思いますが、その感触の個性を作り出しているのはこの小さなパーツの凸凹具合なのですね。


ちなみにホイールのクリックは次の画像に出てくる丸いブラウンのボタンなのですが、ホイールを押したときに軸のボタン側だけが沈み込む仕組みでした。

どうにも押しにくいと感じられるのはホイールが斜めに沈み込むからでした(ここは直せない)。

 

電源部の確認

 

何はともあれ電源が入らないことには使い物にならないので、乾電池が接触する部分にお得意の接点復活スプレーを塗布してみました。

これはスプレー式ですが、小さな端子にはほんのわずかしか必要としないので塗布という言い方の方がしっくりきます。


そして、いざ、乾電池を入れてみるも電源入らず。

原始的な方法ですが、スイッチを入れたまま乾電池を何度か回してみたら電源ランプが点きました。


しかし、電源スイッチのオンオフを繰り返してみると、電源が入るときと入らないときがあります。

入ったとしても少しスイッチに触れるだけで切れてしまいます。

どうやら、電源スイッチの接触も悪いようです。

 

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電源スイッチは基盤の裏側にあり、マウスの底面から切り替えられるようになっています。

そこに接点復活剤を慎重に吹き付けるとおおむね通電が途切れなくなりました。


これで電源が入らない問題はクリアです。

 

動作確認

 

蓋を閉じてしまう前に動作確認をしてみます。

13インチ級としては初のユニボディーMacBook Proに接続すると、故障している様子もなく使うことが出来ました。

 

ちなみにこのMacBook Pro、調べてみたらマウスと同期の2009年モデルでした。

 

(感傷に浸るモード)

日本初のiPhoneである3Gは発売当初、2年間で30万円かかる計算でした。

当時、非常に悩みましたが、買おうとしていたMacBookを買わないという条件でiPhoneを買ったのを思い出します(その後、利用料金の値下げが続いたために大分安くなった)。

それで、そのあとにアルミの一枚板を削り出して作るユニボディーに一目ぼれして自分との約束を守らずに買ったのがこのMacBook Proなのです。

実際のところ、Macは動画編集でしか使わず、ほとんどBoot CampWindowsを使っていました。


さらに調べてみるとディスプレイはTN液晶なのですね。どうりで白バックが見にくいわけです。

CPUはCore 2 Duoでした。Windows 10ではブラウザでTwitterをスクロールしているだけでプチフリ(一瞬止まる)します。

最近のCPUで例えるとCeleron N4000くらいの性能でしょうか。ただ、省電力はかなり劣っているようで、冬以外はものすごく熱くなります。

そして何といっても13.3インチにして2Kgの重さ。10年という時の流れを感じます。


ここは安物でもいいから買い換えたいところですが、いかんせん、ノートPCは使わないので躊躇してしまうのです。

でも最近はノートPCが売れてきているみたいですね。

 

(我に返る)

話が脱線してしまったのでマウスに戻します。


問題なく接続はされたのですが、どうもホイールを回したときにスクロールが不穏な動きを見せるのです。


まず、少し回すたびにギリッとなる固めな構造のせいでスムーズな操作がしにくく、力を入れすぎるとクリックしてしまいます。

また、ギリッとなる1ノッチごとにゆっくり手前に回していくと、下に進むスクロールが↓↓↓□↓↓↑↓のような感じで、反応しないとき(□)があったり、逆に上に戻ってしまうことがあります。

ときには↓↑↓↑となってスクロールが進まないこともあり、これは大変なストレスです。

これについては、逆にスクロールしてしまうことからすると電気的な接触の問題ではないと思われます。

 

ホイールの誤作動をなくす

 

マウスは平面に這わせて使用するのでそこに被っていた埃を舞い上げます。

とくにレーザー式は一般的な光学式と違い、底面の赤や青に光る部品の代わりに穴が開いている構造なので埃が入りやすいのかもしれません。


原因と疑われる埃をダストブロワーで吹き飛ばし、ホイールを回しながら軸と連動している黒い部品をキムワイプで拭いてみたらほとんど誤動作しなくなりました。

直って良かったですが、埃で誤作動するとか昔のボール式マウスを思い出させますね。

 

ホイールの感触の調整

 

続いてはどうにも気になるホイールの固さと音です。

これは黒い部品の凸凹が金具の曲がった部分(凸)を弾くときの重さと音が原因だと開けてみてわかりました。
この凸が低くなれば抵抗が減って固さと音も抑えられるでしょう(勘)。


この金具の凸を小さいマイナスドライバーで平らに近づけ、黒い部品の凸もホイールを回しながらドライバーで少しだけ削りました(もう怖いものなし)。


ホイールがスルスルになってしまいました。


金具の凸を潰しすぎたようです。

ひとり平静を装って尖ったドライバー(丸キリ)で少し戻します。

そこを何度か調整してゴリゴリとした心地よいホイール感を出すことに成功しました。


これでホイールの音と硬さの問題は解消です。

 

握る物の大敵 加水分解

 

マウスの動作がほぼ正常になり、次は外装を戻すという段階であることに気づきます。


手が真っ黒…


サイドの滑り止めに貼っていたマスキングテープが剥がれてきてゴムが溶けだしていました。

 

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画像の右の方があまりのねっとりぶりにズレてしまったようです。

このテープを貼ったときはまさかここまで溶けるとは思っていなかったので応急手当で済ませてしまいましたが、今後も使うのであればどうにかしなければなりません。


しかし、こうして見るとこんな汚いマウスまだ使うのかと自分でも思いますが、とりあえず直してから使うか判断すれば良いでしょう。直すのが趣味なので。


前回のG300Rの加水分解は軽度だったのでラバープロテクタントをひと吹きすればサラサラになりましたが、今回のマウスは10年選手なのでまるで黒い絵の具を塗ったかのような感じになっています。

 

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ラバープロテクタントを吹き付けてキムワイプで吸い取ったり、吸わずに放置したりと試行錯誤してみましたが、どうやっても上の画像のようにギトギトとしたままでした。
軽く拭いてみても、まるで自転車のチェーンを拭いているかのようにキリがありません。


仕方がないのでラバープロテクタントで湿らせた状態でキムワイプを強く擦り当てて剥がすことにしました。

油汚れを取るように擦り、仕上げにラバープロテクタントを吹くと…

 

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サラッサラになりました(^^)。

真っ黒で何も写っていないですが、それくらいゴムらしいつや消し状態に戻りました。

直後は若干ペタッとした感触でしたが、触っているうちに表面が落ち着いてサラサラになったのです。


これでサイドのねっとり感も解消しました。

 

メンテ完了と使い道

 

あとは組み立てて、白い部分についた汚れを拭きあげれば完了です。

 

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ピントが合ってませんが外見はキレイになって、ホイールは前よりも回しやすくなりました。

これでBluetoothマウスを買わずに済みました。


「というかですねぇ…」


悪い意味で買わずに済みました。

どうもBluetoothはマウスに不向きなのではないかと感じたのです。

というのも、ときどき数秒だけ反応しなくなることがあるのです。

Core 2 Duoだからプチフリしたのかと思いましたが本体のトラックパッドは反応しています。

もしかしたらWi-Fiの電波と干渉しているとかBluetoothのバージョンが古いからかもしれませんが、マウスやキーボードで一瞬でも途切れればストレスになりますので、無線式を買うのでしたら評判の良い物を選んだ方が良いと思います。

とくにBluetoothはUSBドングル式と違ってアンテナがPCに内蔵されてしまっていますので。


あと、ついでといっては何ですが、このマウスは戻るボタンが位置的に押しにくいですし、レーザー式の割には艶のある場所で正確に読み取れていない感じがします。


試しに先日の記事で復活させたG300RをMacBook Proで使ってみたらすこぶる快適でした。

安物とはいえ、やはりゲーミングを謳っているだけのことはあると感じます。


そのようなわけで、このマイクロソフト Bluetooth Notebook Mouse 5000はまた深い眠りに入ります。

ただ、マウスは手になじむように作られているだけに使い込むと愛着が湧いてきます。

今回、捨てることはしないで「のてぼー」という名前を付けてあげました(Notebookより)。

スマホタブレットのようにUSB端子を使いたくない端末でまた役に立つ日が来るかもしれませんからね。

 

[ソウ]:ノートPCを選ぶときからトラックパッドが大きくてスクロール機能がついた機種を選んでおいた方が苦労がなさそうです

 

前回のマウス修理やケア用品紹介は

toribaya.hatenablog.com

 

ヨドバシでマウス売り場などを見てきた記事は

toribaya.hatenablog.com

 

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