
キャッシュレスより怖いもの
先日の記事の見にくさに自己解説記事を書こうかと思っているのですが、よくよく考えたらこの事業ってあまり使わないのではないかと思い始めました。
もちろん個人的な都合ですが、事業の目的のひとつ「キャッシュレス決済の普及」のために買い物しているわけではないですし、増税後の消費落ち込みを防止するために買い物をするわけでもありません。
単純に莫大な税金を投入してばら撒くのだから少しでも得したいという気持ちからいろいろなキャッシュレスに手を出しているのが実情です。
増税すれば家計の負担が増えますが、この事業目当てで消費して還元を受けたところで増税分かそれ以上の恩恵を得られるか疑問に思っています。
↓先日の見にくい記事 toribaya.hatenablog.com
もちろん、小規模店舗の活性化は良いことなのですが、買う側からしたら増税前の20%還元の競争(狂騒?)は生活必需品のみならず、気おくれしていた買い物の背中を押してもらった感がありました。
そんなことがあったあとに、今回のような普段利用していない店で5%少々の還元があったとしてもわざわざ足を運ぶということはないと思います。
冷静になって見直してみる
始まって約1年のPayPayのアプリから支払い履歴を見てみると、前半は還元上限が高かったこととクジ引きの期待感から万単位の物を買ったりしていましたが、この半年で使ったのはほとんどが20%還元中のスーパーとドラッグストアだけです。
確かに、もともと安いスーパーとドラッグストアでの20%還元は大変家計の助けになりました。
しかし、その利用してきた店は今回の事業の対象ではありません。対象のスーパーが半径2kmの近所にあるかを地図で探してみても、業務スーパーと駐車場がない小さな店の2軒だけでした。業務スーパーの対応はうれしいので、実店舗利用で得られるのはここの2%分だけでしょう。
それ以外の買い物をしようにも使いたい店舗が見当たりません。地図を見ていてもほとんどがコンビニで、もしコンビニを消す機能が付いていたら何とも寂しい様子になるでしょう(一応、まだ増えますが)。
ネットではアマゾン、ヤフーショッピング、楽天市場内の中小企業店があるのでそちらで小物を買うときに還元していただくことになりそうです。
高還元になれてしまっている
話を実店舗に戻すと、結局、今後も使うのは事業対象外の大手チェーン店だけになってしまうと思います。
PayPayは個人経営店の開拓に力を入れてきただけあって、10月からもそちらに還元を集中させていますが、使わない店はやはり使いません。10月5日限定の全店20%還元が終わったら個人的にはしばらく休止でしょう。
d払いはすでに始まっている20%還元(3,000円まで)が10月14日まであるので感謝しながら次が来るのを祈ります。【追記:もう20%は終わるようです】
LINE Payは10月18日から31日まで一部のスーパーが10.5%、その他のスーパーとドラッグストアが5.5%還元(1,000円まで)なので1,2回の買い物で使います。
楽天ペイは12月2日までと比較的長く全店舗5%統一(3,000円まで)をしますので外食を含めてボチボチ使うでしょう。
こんな感じで上限が低いキャンペーンばかりなので複数の決済手段を使い分けますが、表題の通りこの事業の店は個人的にはあまり使わなそうです。
毎日のようにコンビニや外食を利用している人には「どうせ払うなら」感覚でキャッシュレスを使うことになるのでしょうが、使う人と使わない人がすでに分かれているので、これが普及の推進力になるかはやはり疑問です。
さらに冷静になってみる
上記のキャンペーンのような規模の還元もあと9か月続くとは思えませんし、それを当てにしすぎるのも健全ではないでしょう。
その前まではLINE PayカードやKYASHの2%還元で右往左往していたくらいなので、今が異常事態だということを認識しておく必要があると思います。
ただ、それでも今は無駄遣いしない範囲でキャッシュレスの還元を受けていきたいと思いますし、ブログのメインの一つであるお得情報の記事はこれからも欠かしません。
増税が始まって「キャッシュロス」なんてことになったら嫌ですから。
続きとして注意点をまとめてみました。