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結局のところスマホのコード決済って必要だったの? と感じた年度末

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毎月書いている記事「支払う前に見たい スマホ決済 還元率一覧表シリーズ」ですが、新サイトに移転した早々、中身がスカスカになってきました。

多くのキャッシュレスのキャンペーンが年度末である3月31日で終了する上に、外出を自粛している気運もあって新しい発表が出てきません。

はっきり言えば還元キャンペーンのないコード決済なんて、「インスタントコーヒーの入っていないお湯」です。放置して白湯にして飲んだ方がマシなレベルでしょう。

しかし、残高やポイントは放置していると無効になる場合がほとんどです。もしかしたら、多くの人がすでに整理を始めているのではないでしょうか。

 

今回書いた記事

shiritai.club

 

記事を書いていたときに思ったこと 

 

新しいサイトの方は個人的な感想はなるべく排除し、集めた情報と体験談を書き連ねるようにしています。

しかしながら書いていて色々と思うこともあり、そちらの方が世相を表していたりするのでブログに書くことにしています。

とりあえず、もとの記事を見ても中身はほとんどないのでスクリーンショットを使ってここで見ていきましょう。

 

メインだった一覧表

 

このシリーズ、元々は表がメインだったのですが、キャンペーン情報が多すぎて表はおまけになってしまいました。

 

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3月の表までは高還元を示す赤い文字や、別途キャンペーンがあることを示唆するオレンジ色の塗りつぶしがありましたが、4月の表は1か所赤いだけで、国の還元事業のみか、0.5%足される程度しかありません。

せめてキャッシュレス還元事業が終わる6月までは盛り上がるかと思っていましたが、予想外に終息の気配が早く訪れた格好です。

 

d払い「やるならやるよ?」 

 

天下のNTTドコモが運営するd払いの現時点で唯一のキャンペーンがこちらです。

 

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ユニクロジーユーでd払いが開始されるのを記念して、「千円ほどの対象品を2つ買うと後日1つ分をポイントで還元する」という内容です。

この還元を受けるにはユニクロジーユーのアプリにオンライン会員情報を連携させなければならないという条件があり、あまり利用していない人が積極的に参加したくなるような内容ではありません。

かといってあまり大きな還元をしてしまうと昨年のPayPayのときのようにレジが大混雑してしまいます。こんなことを繰り返してしまったら常連客ほど悪い印象を持ってしまうでしょう。

すでに会員登録してあるようでしたら使ってみてください。

 

PayPay「ど、どっからでもかかってこい…」

 

続いては今さら引き下がるわけにはいかないPayPayです。

 

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こちらは混乱を呼ばずに使い勝手がいいキャンペーンですね。飲食チェーンで20%還元されるなら、もともとの生活の中で気分よく利用できます。 

最近は自粛や休校の影響でテイクアウトを充実させている店が多いので、手土産に持ち帰れば調理の手間や食材の買い出しが減らせて助かります。

まちかどPayPayの方も、自粛による売上ダウンの影響が大きくのしかかっている小売店にはありがたいでしょう。ただ、千円まで全額戻ってくるクジはなくなっています。

 

1回の支払い限度額を再確認してみた

 

今回の記事から、「還元された分の利用期限」と「1回で支払うことが出来る限度額」を記載しています。これはツイッターで還元時期や期限を尋ねられたことで思いつきました。

1回の決済上限は意外と盲点な部分で、いざ買おうとしたら買えなかったという事態は避けたいという思いもあって調べました。

すると出てきたのがメルペイと楽天ペイの問題です。

下の注記の1行目はメルペイのことなのですが、利用の仕方に怪しい部分があって限度を下げられるだけでなく、店舗によって上限がかなり低い場合があるようです。

 

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たとえば、「コンビニで5千円を超える決済をしようとしたらエラーで出来なかったが、 4千円程度なら出来た」という事例があります。

下のような人もいました(筆者自身)。

 

 

もしかしたらiDに原因があったのかもしれませんが、店舗によって違うのでは「通してみないとわからない」になるので困った話です。

 

2~3行目は楽天ペイですが、こちらもランクや利用状況、店舗によって変わるそうです。

楽天ペイは今のところクレジットカード直結ともいえる「チャージ不要」の状況なので限度は高いと思いますが、おおよその額すらわからないのは「財布に札が何枚か入っているけど何の札なのかはわからない」という状態で買い物に行くようなものなので、結局のところ別の決済手段や現金を用意しておかなければならなくなります。

 

スマホ決済の今後を勝手に考える

 

もともと自分は「100円儲かるキャンペーンがあれば他に用がなくてもコンビニに行く」といったタイプではないので、キャッシュレスのキャンペーンを楽しんでいたわけではありませんでした。

ただ、普段の買い物の中で「大手企業が競争の一環として支援してくれるのなら少しでもおこぼれに与ろう」という気持ちはありました。

しかし、いくらユーザーを増やすためとはいえ、これだけの資金を費やすキャンペーンがいつまでも続けられるわけもなく、いずれは収益化につなげなくてはなりません。

 

異質なコード決済

 

国のキャッシュレス推進に参画した決済事業の中でも、コード決済だけが突出して還元キャンペーンを行なっています。

これは以前から普及しているクレジットカード決済やタッチ(コンタクトレス)決済と違ってまさに戦国時代にあるためなのですが、本気度が段違いだったPayPayが認知度でトップに躍り出るも札束で殴り掛かってくるドコモとKDDIとの戦いにはかなり疲弊しているものと思われます。

そんなやめどきを模索していたであろう中、新型コロナの大流行により景気の先行きが一気に不透明になりました。

これ以上、消耗戦を繰り返していても3Gのころの携帯電話競争を繰り返すだけです。あのときは4G(LTE)への切り替えをきっかけとして競争を鈍化させ、料金の高止まりに成功しています。

しかし、今回はそう簡単ではありません。店舗側の多くが「手数料を払ってまでは使わない」と判断すれば終わりだからです。

判断の主な基準は来店客の利用頻度でしょうが、国の還元を含めたキャンペーンがなくなり、基本還元率が下がればほとんどのユーザーは使わなくなると思われます。

理由は残高を意識しなくてはならない場合があることと、システムやスマートフォンの不調で支払いできない可能性があること。そして、決済方法自体がやや面倒なことです。

先日のキャンペーン中に長時間のシステムトラブルを起こしたau PAYですが、その8日後にも短時間ながらチャージの不具合を起こしています。

たとえシステムが正常であっても、しばらく再起動をしていないスマートフォンやアプリは予想不可能な不具合を発生させます。タッチの反応が著しく悪くなったり、画面が切り替わらずにコードが出せないなどです。

全てが正常であったとしても、何かのタイミングで勝手にアプリからログアウトされていて、慌ててログインを試みるも2段階認証が必要だったり、規約の同意が必要だったりして想定外に時間がかかったりすることがあります。

これは残高が足りない場合も同様で、いかにそういう事態に陥らないようにするかユーザー自身が自衛しなければならないのです。

 

コード決済は将来的に必要か

 

それで表題にある「コード決済は必要か」ですが、還元が全くないと仮定して考えてみます。

どうしても現金やクレジットカード、デビットカードで払いたくない場合(持たせたくない場合)、スマートフォンFeliCaおサイフケータイ等)がついていなくても使えることがメリットです。しかし、これであればプリペイドカードで良いような気がします。

店舗側のメリットとしては、クレジットカード決済を導入したくなかったり、屋台などで決済機器の設置が困難であったり、食品を取り扱う都合で紙幣や硬貨を触りたくない場合の利用が考えられます。

結局のところ、ここがポイントなのだと思います。PayPayとd払いが優遇してきた小規模な個人経営店が唯一輝ける場所なのです。

コンビニなどのバーコードで決済できる店もQRコードに比べれば手軽ですが、先ほども書いたとおり、決済に失敗する可能性がそこそこある以上、タッチやカードの方が無難です。

タッチのFeliCaや今後増えていくと予想されるNFCは無線のロックをしていなければスマートフォンのバッテリーが切れていても使えます。

カード類も最近はスマートフォンのアプリと連携して明細を管理できるなど、時代とともに進歩していて使いやすくなっています。

スマートさを求めるのであればコード決済は逆行していると言わざるを得ないでしょう。すでに日本には中国と違ってQRコードに頼らなくても多すぎるくらいの決済方法があるのです。

最終的にコード決済の利用者離れがどれほど起きるかわかりませんが、近々、この「肉食獣たちのチキンレース」も一旦の決着がつくようですので、今年の後半は様子が大きく変わると思います。

 

 

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 PayPay「ど、どうやら落ち着いたみてぇだな…」

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