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【G300S】マウスは捨てる前に中を見てみよう【分解】

お正月になって初売りや福袋の話題で盛り上がる時期ですが、隙間産業的なこのブログとしてはそのあたりは他にお任せなので気にせずマイペースで行きます。

といっても他に話題のないこの時期、ネタも舞い込んできませんので、今回は個人的な修理記録でも書いてみたいと思います。
※リンクにアフィリエイトを利用していますので、精神的に苦手な方はご注意ください。

マウスがチャタリングの気配を見せ始めた

 

このブログでいうマウスとはパソコンで使う入力装置なわけですが、無線式ではないマウスで最も多い不具合ではないかと思われるのが「左ボタンのチャタリング」です。


チャタリングとは、電気的に接触と非接触を繰り返すスイッチの金属板がわずかながらも高速にたわむことで接触開始と接触終了の瞬間に極短時間のオンオフが発生することです。

ちょっと違いますが、大袈裟に例えると太鼓を叩いた瞬間に接触部分が震えて高速に触れたり離れたりする感じです。

スイッチの金属板は太鼓ほどは震えませんが、接触部分が劣化などの原因で不安定になると、わずかな振動でも一瞬だけ通電が途切れたりします。

また、劣化以外にも静電気や埃などが原因となる場合があります。


それでパソコンのマウスの場合はどうなるのかといいますと、主な現象として一回のクリックが二回(ダブルクリック)になってしまいます。

また、チャタリングとは違いますが、同時に現れる現象としてアイコンなどをドラッグ(左ボタンを押したまま移動させる)している最中に解除されてしまったりします。


実害を例えると、複数のアイコンを移動させる際、Ctrlキーを押しながら左クリックをすることで移動させるアイコン(ファイルなど)を複数選択しますが、この途中でダブルクリックになってしまうとそのファイルやフォルダが開かれてしまい、それまでの選択が取り消しになってしまいます。

それでもめげずに選択終了したあとに、それらを他のフォルダやごみ箱などに移動する最中に不具合で一瞬でもボタンのスイッチが電気的に離れてしまう思いがけない場所に移動やコピーが行なわれてしまいます。


他にも、画面上の押してはいけないボタン(何かの削除など)を間違えて押してしまった場合、マウスのボタンを離す前であればマウスカーソルをボタンからずらしてから離せば押さなかったことになりますが、チャタリングが起きるボタンでは押した瞬間に2回押されてしまうことがあるので、そうなるとずらす間もなくクリックが確定されてしまいます。


こんなイライラと絶望を呼び起こすチャタリングが起きる可能性があるマウスは問題発生する前に買い替えるのがベストです。

しかし、ゲームでマウスを多用すると2年ほどで起きてしまうことがあるので、そのたびに買い替えるのも馬鹿らしくなってきます。


そこで登場するのが以前紹介した「接点復活剤」となります。

 

toribaya.hatenablog.com

 

この接点復活スプレーコンタクトスプレーは予防にもなるので、簡単に塗布できる場所であれば事前に吹いておくことも有効です。

 

今回のマウスについて

 

筆者はブログを始めてからゲームを自粛しているほどのユルゲーマーなのでマウスにお金はかけていません。

はっきり言ってこの2千円台のマウスで十分というか、ゲームではこの下のマウス以外を手が受け付けません。


このlogicool G300Sというゲーミングマウスのどこが良いのかを語ると長くなってしまうので簡潔にまとめると…


・安いのにボタンがいっぱい

・使用しているソフトやゲームに合わせてボタンの作用(設定)が自動で切り替わる

・親指用のボタンがないので保持状態を保てる

・中指が休める


…このような感じです。

個人的に最後が特に重要で、普通のマウスだと力が抜けたときに中指が勝手に右クリックをしてしまうので、右上の小さなボタンに中指を乗せていられるこのマウスは貴重な存在なのです。

 

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各ボタンにはキーボードのキーや任意の文字列、マウスの機能(左右スクロールやカーソルスピードの切り替え、ブラウザなどの”戻る”など)の他に、なぞった文字列のコピー(Ctrl+C)や貼り付け(Ctrl+V)など、いろいろな機能を割り当てることが出来ます。

ブログサービスの編集機能が乏しくて毎回HTMLエディタに直接タグやエレメントを書き込むことがある場合にその文字列をボタン一発で入力させるなどということも出来ます。


また、キーボードでゲームをプレイするときに左手で使うキーが多すぎて操作できないと感じたら、そのキーを登録することで右手に分担させることが出来ます。

 

マウスの中を確認する

 

このマウスを長々と語るのが今回の記事の目的ではないので先に進みます。

 

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こちらが4つのネジを外して開けた様子です。
※開けると保証対象外になります。
※保証期間内であれば同等品を送ってもらえる場合があります。


中央にあるのが本体の下の部分で、左にあるのが上の部分です。


ボタンのスイッチだけで9個あります。

チャタリングが起きやすいのは左ボタンとローラーの回転検知部分ですが、今回は予防もかねて9個のボタン用スイッチに接点復活剤を塗布しました。


スプレーで普通に吹き付けてしまうと周りに飛び散りますので、細長いノズルの先端からわずかに滴る程度に指先を震わせながら出します。

スイッチの隙間から染みこんでいくのを何となく確認し、爪先などでスイッチを連打して更に染みこませます。

そして、染みこまなかった液を拭き上げて少し放置しておけば完了です。

 

画像の右にもマウスがありますが、実はこれが最近チャタリングの気配が出だしたG300Sr(G300S)で、今回分解したのはその前に使っていたG300(G300R)です(ほぼ同じ物)。

以前、盛大にチャタリングが出たので買い換えて、貧乏性なので古い方を保管していました。


今回、どうせ分解するなら明らかに不具合が出ている方で試そうというわけで古い方を修理してみました。


ちなみに黄色いテープが巻いてあるのはケーブルの根元にばかり負荷がかかって断線するのを予防するためです。

なんとも貧乏くさいですが、このマウスは気に入っているので少しでも長持ちしてほしいという気持ちで巻きました。


右のマウスについている白い物は自分の手になじませるためのクッションです(具体的には折ったティシューとマスキングテープ)。

このマウスは左右対称なのでいまいち手にしっくり来ません。

ゲームによってはマウスを浮かせて動かす瞬間もあり、このクッションで親指と薬指に引っ掛けて浮かします。

また、非対称マウスと違って薬指の腹が常に浮いており、そのことによる無駄な力を無くす目的もあります。

 

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順番が前後しましたが、マウスのネジを外すには底面のソールという黒いパーツを剥がさなければなりません。

これは爪で剥がせますが、一度剥がすとしわがついてしまいます。

今回は事前にネジ穴の位置を確認し、最小限の剥がしで済むようにしました。

ちなみにG300系のネジ穴の位置は上の画像の4か所です。

 

たつき解消

 

マウスを捨てる原因にはボタンの不具合だけではなく、ゴム部分のべたつきもあります。

これは加水分解といって、マウスでは滑り止め部分やゴム製のローラーで起きます。


保管していたG300を引っ張り出してみたら案の定、ベトベトしていました。

何かが付着していると勘違いしてティシューで拭こうものならティシューの破片が無数について大惨事になります。


この加水分解という現象、表面程度であれば簡単に対処することが出来ます。

よく無水エタノールで拭き落とすというのを見かけますが、それだと一時しのぎにしかなりませんので、今回は先ほどの画像に写り込んでいたラバープロテクタントを使いました。


方法はラバープロテクタントをゴムの部分に静かに吹き付け、キムワイプで軽く吸い取るだけです。

ちなみにキムワイプとはホコリが出にくいティシューのようなもので、ヨドバシカメラの模型売り場で安く売っています。


ラバープロテクタントはゴムの劣化を抑えるのが主な目的なので予防としても使えます。
クルマのエンジンルームのベルトのひび割れや音鳴りを予防したり、自転車やカメラのグリップが溶けるのを抑えます。

名前の通り、保護してくれるわけです。

 

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ラバープロテクタントを使用したあとの写真です。

触らないとわかりませんが、サイドのグリップ部分もローラーも一瞬でサラサラになりました。

 

修理後の様子

 

チャタリングも今のところ発生しなくなり、完全に現役復帰できる状態になりました。

ただ、部分的に剥がしたソールにしわが入り、見た目は悪くなっています。

しかし、普段見ない部分でもありますし、むしろ接地面積が減って摩擦が減ったように感じます。

また、どうしてもというのであれば千円ほどで交換用のソールが売っています。

 

マウスは高い物ばかりではないですし、いろいろと使ってみることで自分に合った製品に出会えることもありますので買い換えるのも全然ありだと思います。


もし、今使っているマウスが気に入っていて、すでに販売終了しているなどの事態になったときはこの記事を思い出してください。

もちろん、マウスに限らず、接触が悪くなった物やゴムが劣化してきた物の多くに有効です。

 

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[グレ]:ぐれこ、ダブルクリックが苦手だからチャタリンでちょうどいいかも

[ソウ]:ロジクールのマウスやキーボードについてるボタンにはダブルクリックも設定できるから不器用なグレ子にうってつけだぞ

じゃあ、ドキュメントフォルダの中にドキュメントフォルダが出来てて、その中を見てみたらまたドキュメントフォルダがあったときに押すボタンは?

あー、それはロジクールじゃダメだわ。ドジクールだわ。

 

ドドクール

 

次に直した物は

toribaya.hatenablog.com

 

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