【前回と大差ないgoo Simsellerのセールを別の視点から見てみればおサイフケータイという本命が見えてくる】

11月20日にOCNモバイルONEが新コースを追加し、シムセラーがそれを記念したセールを始めました。
今年の10月から携帯電話にかかる費用周りに大きな変化が生じ、MVNOでありながらスマートフォンを格安で売るシムセラーにも値引きの陰りが見え始めています。
【初回最大5千円分ポイントは終了しました(現在は3千円~)】
そんなこともあってここのセールはもう記事にしないつもりでいましたが、値引きが渋くなった代わりに新コースで実質的な値下げがあり、まだ見方によっては魅力があると判断してもう一度記事にしてみました。
今回の記事ではおサイフケータイ機能が付いていて防水防塵性が高い、新しめの2機種を比較してみたいと思います。
ちなみに内容はあまり詳しくない人向きなので、ややこしくなりそうな部分は省略したり言い回しが正確でなかったりしますのでご了承ください。
※価格は税抜きです。
これから発売する本命スマホ
セール自体は新コース発表日から行なっていますが、内容は前回とあまり変わっていません。
そんな中、11月25日に新製品を発売します。
シムセラーは発売記念として新製品を値引きすることが一番の魅力なので、これからが今回のセールの本番と言えるのです。
ROG Phone 2 512GB
パソコンのパーツで有名な台湾のASUS(エイスース)が生んだ妥協なきゲーミング・スマートフォンです。
通常、他店での製品のみの購入では105,000円くらいしますが何と79,800円です。
とてもお買い得ですが、当ブログの品位に対して値段が高すぎるので詳細は省略させていただきます。
[グレ]:地球のスマホゲームはカクカクだけど、このスマホだとピピピと動くみたい
AQUOS sense3 SH-M12
鴻海(ホンハイ)傘下になってついた勢いでSIMフリー・スマートフォンを出し続けてくれているシャープのミドルレンジ機です。
見た目がどことなくiPhone 6っぽいですが、定番デザインだと思えばいい感じです。
今回の記事の冒頭にあった通り、おサイフケータイ機能を搭載しています。
「以前の記事でおサイフケータイは使いすぎると大変なことになるなどと書いておきながら紹介するのか」と呆れられそうですが、おサイフケータイなどのコンタクトレス方式はスマホ決済の大本命であり、要するに色々なおサイフを使いすぎなければいいのです。
こちらは今回のセールでは14,800円です。
おサイフケータイ機能と防水防塵性能がついた新製品としては低価格だと思います。
なんといってもXperia Aceが前回34,000円だったのですから。
ちなみにおサイフというのはお金を入れる袋のことだよ
OPPO Reno A
こちらは新製品ではありませんが、今回の記事はおサイフケータイと防水防塵がついたスマートフォンを比較するという主旨なので華麗に登場です。
前回のセールでは20,000円でした。
今回の価格はまだ不明で、11月26日にセールが始まります。
ちなみに前回のセールの記事ではXperia Aceと比較しています。
オッポは最後までチョコたっぷり入ってるんだって
購入に先立って(ポイント還元も)
注意点として、アマゾンなどで売っているエントリーパッケージはスマホセットとデータ専用SIMには使えないので、音声SIMカードのみを契約したいのでなければ買ってはいけません。
今回のセールではオプション加入による1,000円の値引きを行なっていますが、MNPによる購入であれば4,000円得するキャンペーンもやっていますので、記事最下部から新コースの記事も見てみてください。
今回のMNPはgooポイントのキャンペーンなので1円スマホでも行けると思います。(考えたな)
また、ポイントサイトを経由してから申し込むと数千円分のポイントが付く可能性があります。
始めてポイントサイト経由でOCNモバイルONEを利用する世帯であることが条件のようです(サイトを変えても駄目)。
しかし、期間が開いたことなどによって対象となる可能性もないとは言い切れないので通すだけ通して損はないと思います。
ちなみに筆者が1回線目をポイントサイト通さず、2回線目をハピタス通してシムセラーで購入したときはポイントが付きました。(現在ハピタスはOCNモバイルONEの広告がありません)
各ポイントサイト内で「ocn」で検索すると出てきます。(19/12/15 更新)
ちょびリッチ 3,680円分(2P≒1円)
げん玉 3,000円分(10P≒1円)
ポイントタウン 3,000円分(20P≒1円)
ECナビ 3,000円分(10P≒1円)
モッピー 3,000円分(1P≒1円)
スマートフォンを激安で買って3~4千円もらえるのは大きいと思います。
※もらえるポイント額は変動しますので、必ず最新情報を確認してください。
※金額表記はおおよそです。
※モッピー以外は1ポイント=1円ではありません。
ECナビは年内に紹介で会員登録してポイント交換するとアマギフ1,000円分がもらえるようです。
すでに登録しているポイントサイトがあったらそこで検索してみてください。
ひとつも無かったら上のリンクから紹介できます(特典がある場合も)。
自身が会員になっているポイントサイト内にあるOCNモバイルONEの広告を押したブラウザでモバワンを契約することが重要です。
ECナビとモッピーは何もしなければ1日に1通くらいしかメールが来ないのが良心的ですね。
げん玉は3通くらい来ますし、ポイントタウンなんか8通来たことがあります。
「ポイントサイトに会員登録なんて面倒くさい」という人はOCNモバイルONEから「スマホセット」を選択すればグー・シムセラーへ行けます。
良コスパ機を比較
OPPO Reno AとSH-M12はどの部分が同じでどの部分が違うのでしょうか。
個人的にはReno Aはスペック表で見ると価格の割に豪華ですが、見えないところでコストカットしている印象です。
SH-M12はSoC(チップセット)に古い物を使うことで何とか価格競争で勝とうとしている印象です。
まずは共通部
DSDV
これはSIMカードを2枚セットし、同時にVoLTE通話の待ち受けが出来る機能です。
ただし、通話もデータ通信も2つ同時には出来ません。
主に通話が定額なSIMとデータ通信が安いSIMを組み合わせたりします。
5GHz AC対応で問題のないスペックです。
5.0対応でバッチリです。
USBホスト機能
USBメモリー、キーボード、マウス、ゲームパッド等が接続できます。
センサー
磁気、光、近接、加速度、ジャイロと問題ありません。
顔認証
どちらにも付いていますが、Reno Aの方が顔というものを重視している印象です。
相違点の比較
表にしてみました。
OPPO Reno A 前回20,000円 | SHARP SH-M12 14,800円 | |
高さ×幅×厚み | 158.4×75.4×7.8mm | 147×70×8.9mm |
幅が5.4mmも違うので決め手になる部分です。 Reno Aは手が大きい人でない限り手になじむサイズではありません。 |
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重量 | 169.5g | 167g |
ほぼ同じ数値です。握りやすいSH-M12の方が落としにくいでしょう。 |
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OS | ColorOS 6(Android 9) | Android 9 |
どちらも元は同じですが、Reno Aは癖の強かったColorOSのために他機種とは操作感が若干異なります。 また、ColorOSは省電力を強く意識しているために居眠り状態に入るまでの時間が短くなっており、タスクキルの影響もあって通知が届かない事例が多いという声が散見されます。 |
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チップセット | SDM710 最大2.2GHz 10nm | SDM630 最大2.2GHz 14nm |
ここは雲泥の差があります。710に対して630は世代が古いうえに元々格下です。 全力での処理能力は9:5くらい違うと思われ、消費電力でも10nmである710が有利だと思われます。 |
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バッテリー | 3600mAh | 4000mAh |
ここの数値だけで判断しても無意味ですし、それほどの差があるとは思われないので気にしなくてもよいと思います。 |
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RAM / ストレージ | 6GB / 64GB | 4GB / 64GB |
4GBだと重いゲームを裏のタスクに回したときに終了してしまう可能性はありますが、最低限の容量はあります。 |
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画面サイズ・解像度 | 有機EL 6.4インチ / 2340×1080 | 液晶 5.5インチ / 2160×1080 |
2つのアプリを画面分割で表示するのであれば縦が長い方が使いやすいでしょうが、そうでなければ2160で十分でしょう。 |
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アウト / インカメラ | 1600万+200万 / 2500万 | 1200万+1200万 / 800万 |
この2機種ではカメラの方向性が全く違っていますので、この表の下で補足します。 |
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重要なLTEバンド | 1 3 8 19 26 | 1 3 8 18 19 |
どちらも世界標準の1と3、ソフトバンクの8、auの18or26、ドコモの19に対応しているので問題ありません。 |
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位置情報(GPS) | 米国 ロシア 中国 欧州 | 米国 日本 ロシア 中国 欧州 |
日本での重要順に並べました。 SH-M12は日本のQZSS(みちびき)に対応しているのでビル街などで有利です。 |
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外部メモリー | microSDXC 256GBまで | microSDXC 512GBまで |
256GBで十分です。 |
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指紋センサー | ディスプレイ内蔵 | 前面下部 |
画面内の場合、常時センサーマークを表示しておかないと画面に指を当てただけでは反応しません。待機時にマークを消した場合、電源ボタンを押すか、設定により持ち上げて画面をつける動作をしてから指紋を読ませる必要があります。 SH-M12はタッチパネルのように操作が出来ます。 |
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同梱物 | ACアダプター イヤフォン TypeC USBデータケーブル SIMカードスロット用ピン 保護ケース 保護フィルム(貼付済み) |
ACアダプター |
大きな差があります。 黄ばみますがTPUという柔らかいケースで良ければReno Aに付属しています。 |
カメラ補足
Reno Aのアウトカメラは200万画素の補助カメラを組み合わせることで距離をはかり、被写界深度によるボケを疑似的に再現します。
これによって背景をぼかすことで被写体を際立たたりします。
注意点として手ブレ補正がないと思われるので、暗めのところではブレないように意識して撮る必要があります。
Reno Aのインカメラは2500万画素という一見無駄に多い画素で人物の顔を徹底的に分析し、その顔にあった補整をAIが自動で行なってくれます。
SH-M12のアウトカメラは携帯電話では標準であるやや広角なカメラと超広角なカメラを切り替えて使えます。
超広角であれば狭い車内などでも複数人を収めることが出来ます。
静止画のみ電子式手ブレ補正が付いています。
Reno Aの特記
通知ランプがありません。
有機ELは黒が引き締まってキレイですが、直射日光が当たるとやや見えにくくなります。(昼間の屋外で常に見えにくいという意味ではありません)
省電力機能が強いのでバックグラウンドのアプリが停止しやすい傾向にあるようです。
OSのバージョンアップには消極的なようです。
コスパはとんでもなく高いです。
SH-M12の特記
簡易留守録がついています。
日本の緊急警報に対応しています。
OSのバージョンアップが確約されています。
のぞき見ブロック機能がついています。
指紋センサーを使ったジェスチャー機能があります。
エモパーというAIっぽいものがついています。
アレクサ等と違ってAI側から能動的に話しかけてきます。
昔はこれ目当てでシャープ機を乗り継いでいましたが、なければないで問題ありません。
SIMピンなしでSIMスロットを開けられます。
まとめ
こんな感じでしょうか。
自分は買う予定はありませんが、この2つしか選べないと仮定した場合、ゲームをやるなら高性能で見やすいReno Aを選び、持ちやすさを優先するならゲーム以外では問題ないSH-M12を選びます。
ただ、SH-M12はちょっと無難すぎる気もしますし、性能無視して安さ重視ならSH-M08がセールで1,500円です。
今回はおサイフケータイと防水・防塵がついた低価格機を紹介しました。
他にもバリエーション豊富にそろってるスマホセット・セールで迷ってみるのも楽しみの一つですね。
新品のiPhoneなら
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— あべちゅわ@物欲克服 (@kumabe22) 2019年11月29日
SIM契約なしで中古でもよければ
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— あべちゅわ@物欲克服 (@kumabe22) November 23, 2019
↑アイコン違うけど筆者です
アイコンを猫にすると人気が出るって聞いて猫にした人がいるんだって
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新コースへの期待は
新コース以外のモバワンは(無料で60GBも!?)
前回のセールは
おサイフケータイについては